作品紹介

バリアフリー住宅


一般的な住宅を完全に車椅子で生活できる
ようにリフォームしました。

玄関は框をスロープにして、道路から玄関ポーチ、
室内まで段差をなくしました。

壁に収納できる折り畳みベンチを付けました。
靴を履く際にも、ちょっと荷物を置いたりにも便利に使えます。
すぐ横に手すりもつけて、立ち上がりも楽々。

玄関の扉は大きく開く3枚連動引戸にしました。

今回のリフォームでホームエレベーターもつけました。

キッチンとダイニングの間の収納は
両側から出し入れできるように扉をつけています。

洗濯機置場もキッチン側、ダイニング側の両側から
使えるようにしています。
車椅子だとやはり移動する際に小回りが利かないですが
バスルームからの動線上に洗濯機を置くことで、
自分で洗濯物を入れることができます。
車椅子でも家事に参加できる工夫の一つです。
ダイニング側には扉をつけたので使わないときは洗濯機を
隠すことができます。

水回りは脱衣室、トイレ、浴室と段差無く一体になっていて
車椅子の回転ができるようにスペースを広くとっています。
トイレの周りには各種の手すりを付け、
洗面台は車椅子用のものを使っています。

クローゼットの扉は三枚連動引戸にしました。
大きく開く上に、レールの段差もないので
車椅子のまま収納の中に踏み込んで中の物が取り出せます。
扉の取っ手も低い位置から開け閉めしやすい形状の物にしました。

防音と断熱対策で二重窓にしました。
コンセントは通常より高い位置、電灯等のスイッチは
通常より低い位置にして、車椅子に座ったまま
手が届くようにしています。