作品紹介
家族の歴史を残す家
Before ↓ ↓ ↓
After 南側に大きく張り出していた一部屋を解体し、 空間をあけることにより、充分な光が入り 室内環境が改善されました。 庭もまとまったスペースがとれて、 お孫さんの遊び場ができました。 この後、木製のデッキも設置しました。
Before 和室は光が入らず昼間でも電気をつけないと生活できませんでした。 ↓ ↓ ↓
After 南側の一部屋を解体し、庭を眺められる大きな窓を設けた 明るい和室になりました。 解体した和室に使われていた床柱は移設して 再利用しています。 使わなくなった障子も奥の引戸にリメイクしました。
Before 居間は外からの視線が気になり、昼間もブラインドを閉めたままでした。 光を取り入れる為の天窓がありましたが、雨漏りもしており、 冬に室内が寒い原因となっていました。 ↓ ↓ ↓
After 居間とダイニングキッチンは広いLDKになりました。 洗濯干しに利用できるサンルームを設けました。 外からの視線にもワンクッション置くことができます。 手前のサッシは既存のものをそのまま利用しています。 右側の部屋の床は少し下がっていましたが、 段差をなくしました。 天窓も撤去しています。
Before ↓ ↓ ↓
After 収納が使いづらく、独立したダイニングキッチンでしたが、 対面キッチンの開放感のあるLDKになりました。 右奥には直接外から出入りできるパントリーを作りました。 天井は消臭・調湿効果のある漆喰塗り、床はお施主さんの ご希望もあって、ヒノキ無垢材のフローリングです。 引戸など建具は既存のものを使うために、 枠を合わせて作っています。
上:Before ↓ 下:After 玄関横の洋間は元の凝った意匠を残しながら、天井は漆喰塗り、 壁はクロスで明るく仕上げました。
Before 1階の水周りは基礎から解体しました。 ↓ ↓ ↓
After お風呂はお掃除がしやすく、保温性のあるユニットバスに。 和式だったトイレは床と腰壁に杉を貼り、 落ち着いた雰囲気の洋式トイレになりました。
After 水周りの動線を整理し、スペースを有効活用することで 玄関横にシューズクローゼットを確保しました。 可動棚をたくさん設置し、細かいものも収納できますし、 手前の広いスペースには大きなものを置くことができます。 天井いっぱいまで空間を利用できるので、 ここでかなりの収納量があります。
左:Before ↓ 右:After 暗かった階段の正面に明り取りの窓を開けました。 通風の為に窓の開閉ができるよう渡り廊下も新設 しました。階段の両脇の部屋から利用できるように なっています。
工事に伴い、各所に断熱材を足したり、 入れなおしたりして、建物全体の断熱性能を 上げています。
上:Before ↓ 下:After 屋上です。雨漏りもあり、木製の笠木も傷んでいましたが、 天窓は撤去し、防水塗装をし直し、手摺も一新しました。
解体した和室の欄間を半分の大きさにして リビングとの間に移設しました。 障子風のガラス戸もかなり傷んでいましたが、 修理・クリーニングをして再利用しました。
欄間の残り半分は2階のドアにはめ込みました。 他にも使っていない障子を再利用して取り付けたり、 様々な部分で以前の家の記憶を残す工夫をしています。 階段には落下防止の柵も設置しました。
1階和室の障子は2階の和室のドアにもリメイク。 右側の窓には障子風の樹脂製の内窓を設置し、 断熱効果をアップしています。